代官山に佇む創作和食料理店「器苑(きえん)」の架空プロジェクトとして取り組んだトータルブランディングデザイン。
「器とともに、心を彩る」というブランドコンセプトを軸に、料理と器のペアリングによるアート体験型レストランとしての世界観を設計しました。 ブランドコンセプト・ロゴ・ビジュアルトーンまで一貫して構築し、来店者が器や料理に「筆を入れる」ことで完成する、「作品の一部になる」体験を導入。

ロゴは、器に盛られた料理の中に「自分自身の芸術」を宿すイメージで設計。
器の曲線に料理(丸)を重ね、中心には「自分」を象徴する白いオブジェクトを配置。
この形状は「芸術への気づきの起点」であり、「自ら筆を入れる体験」という器苑のアイデンティティも込めています。
CLIENT
器苑(きえん)
※本事例は、自主制作による架空のブランディングプロジェクトです。

SUMMARY
代官山に佇む創作和食料理店「器苑」のブランド構築をテーマに、架空プロジェクトとして取り組んだトータルブランディングデザインです。「まるで美術館に来たようなアート体験を料理を通して感じる」というお店のコンセプトのもと、器と料理のペアリングによる独自の世界観を表現。ブランド設計からロゴ・ビジュアル・体験設計までを一貫して行いました。

BACKGROUND
「器苑」は、料理と器の調和を重視した、「美と味の融合」を体感できる創作和食店です。料理そのものだけでなく、和食器や現代アート的な器を通じて、日本の職人技や文化に触れることができる空間設計が魅力。ターゲットは、和食やアートに関心のある20〜50代の女性層。「五感が豊かになる空間」として、食事体験そのものを特別なものにすることを目的としています。

APPROACH
・ブランドコンセプト設計
「器とともに、心を彩る」というブランドコンセプトを軸に「器と料理のペアリング」にこだわることで、他店との差別化を図りました。店名には「器の美しさが空間を彩る場所」という意味を込め、「器苑(KIEN)」という名前に設計しています。

・体験設計
来店者が器や料理に「筆を入れる」ことで、アート体験を「完成させる」仕掛けを導入。お客様自身が「作品の一部」となる体験設計を通じて、記憶に残るオリジナリティを提供。

・メニュー&時間帯設計
ランチ営業は行わず、和のアフタヌーンティーを導入。ディナー体験への橋渡しとなるような、カジュアルながら世界観に浸れる時間帯を設計しました。

・プロモーション戦略
料理の制作過程や器選びのこだわりを、 Instagramで発信。和食・アート系インフルエンサーとのコラボレーションで認知拡大を図り、器作家とのワークショップや、アーティストとのコラボディナーなど、体験型イベントによるストーリーの強化をする。




CATEGORY
ブランディングデザイン
ロゴデザイン
ブランドアイデンティティ
WEBデザイン
体験設計​​​​​​​

Other Works

Back to Top